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非BL。なのに次から次へとくるBL的展開で大混乱
BL的衝撃バスケマンガ「勝負は時の…運だろ?」
バスケマンガに萌えを求めるのなら、やはり二次創作界隈でも人気な「黒子のバスケ」でしょうか。
たしかに僕もハマりましたねぇ。アニメでの彼らも、原作マンガのなかの彼らも最高でした。
黒子のバスケ2期新OP動画
ほうほう、個人的には前のOPのほうが動きが俊敏でカッコよさがあった感じに思います。
でもこれはこれで、また違ったテイストで良いですねぇ。
とはいえ、腐男子の僕個人としては、藤崎一也×高口里純さんの描くバスケボーイ達も勝るとも劣らないと思うのであります。
勝負は時の運だろ-SEVEN-
(作:高口里純|画:藤崎一也)
このページでは、「黒子のバスケ」についてを深堀りするのではなく、BLテイストバスケマンガたる「勝負は時の…運だろ?」にフィーチャーって感じになります。
『黒子のバスケ』以外にあったのだよ、
BL好きが読むバスケマンガ『勝負は時の…運だろ?』
「勝負は時の…運だろ?」初回刊行全5巻で、新装版は全3巻です。
…ご存知ですか?笑
Amazonなど書籍通販サイトで検索してみても、イメージ画像がなかなか見当たらなかったりします。
いかんせん結構前の作品ですし、表向き商業BL枠でないためマイナーとも言えるからでしょうか。
それでも是非、BL好きの方にこそ読んでいただきたい作品です。
注目すべき点はまず、原作と作画が別々ということです。
原作が高口里純さん、作画が藤崎一也さんです。
高口里純さんはご存じの方多いですよね。昔から数々の少女マンガ(花のあすか組…笑)、BL寄りマンガを世に出してきた麗しき功労者です。笑
高口里純さんについていろいろ語りたいところですが、今回は作画担当された藤崎一也さんについて述べたいので、細かい詳細は割愛します。
その藤崎一也さんの作画たるや、かなり当時の僕のBL脳を刺激しました。
「勝負は時の…運だろ?」(※以下、勝負時)で初めて拝見した以降、他作品の挿絵などでもちょくちょくお見かけます。
勝負時ではBLカテゴライズではなかったため、(うぅ、この人が描くボーイズエロラブシーンめっちゃ見たいぃぃぃ!)と、切に願っていました。すると…
どうもいまでは嬉しいことに、BLも描いてるようです。嬉しい限りではないか。
こちらがそのBL作品
十数年前になりますかね、初めて勝負時の1巻を本屋で見つけたとき、くっそさわやか!と心の中で叫ぶとともに、誰と誰がカップリングなのだろうUHAUHAUHAHAH…と、その場でガン見しながら妄想モードをよく発動させていました。…懐かしいなあの本屋さん。
BLコーナーと少女コミックコーナーのちょうど境目のブロックに積まれた限りなくグレーなこのマンガが、どこまでBLクオリティ製法アンドのどごしで仕上がっているのか、期待に胸を躍らせながら迷わず購入した日が昨日の出来事のようです。
読むと期待どおり!さわやか!でもってBLフレーバーがやっぱりプンプン香るぞー!!と、さきほどからビール(ペールエールとか)に例えた言い回しがとってもくどくなったところで。
『勝負は時の…運だろ?』のあらすじと続編の存在
「勝負は時の運」が校訓のN体大附属高校一年でスポーツ万能でサッカーの推薦で入学した夏目北斗(受け)は、訳あって帰宅部。視力が良いことから、バスケ部主将に勧誘を受け、幼馴染みのゆり(攻め)のいるバスケ部でマネージャーをすることになる。ところが肝心のバスケ部はバスケはうまいが女子マネに手を付ける今市伊紗(いさ|長髪)や赤堀七(なな|金髪)を筆頭に超問題児だらけ。おまけに「しゃぶって」、「くわえて」と伊紗と七から言われる始末。負けず嫌いの北斗はバスケ部を立てなおせるのか?!負けるなほくっちゃん!波乱万丈♪花も嵐も体育会系ライフ!
と、こんな感じです。
(※受けとか攻めとかのポジション配置は俺の主観です。あしからず!)
この勝負時…、
もちろん黒子のバスケと比べれば、巻数からしても需要からしても、バスケマンガとしては浅いかもしれません。
しかしながらこの勝負時でのそれぞれの人間関係が織りなす余韻は、案外奥深い!妄想に持って来いです。
なにより少女マンガとしては甘さがない、女子をヒロインとしての位置づけにしていない時点でもう・・・腐っ
つまりは黒子のバスケより、『極めてわかりやすいBL感を全面に出しているスポ根じゃないバスケマンガ』といったところでしょうか。
(※主観でっせ)
いつか、ほくっちゃんの友達が黒子っちでした、なんーてハッチャカメッチャカなストーリーに発展してくれないかなぁ。
カップルとしては、主人公ほくっちゃん×ゆり(←ワンコ的でくの坊…はい好き。)、伊紗×七などの組み合わせがわかりやすく、アベル(日本人)っていう美青年センター分けヘアのキャラも登場したりと、男、男、男。笑
6巻、7巻と続いてほしかった…。勝負時のみんなの今後が気になる!後日談とかあったらいいのになぁ・・・
と、思ったらなんと!ありました!
作画は藤崎一也さんではなく、原作の高口里純さんが描いていて、お話も北斗×ゆりじゃなく、なんと七が主人公…。相手はまさかそんなやっぱりって感じで三枝監督です。尊い。(合掌)
ほくっちゃん編ではあんな理解者ピーポーなのに、ここでは七の相手で、難儀な受け役に変貌を遂げていました。最高かよ。
タイトルは『勝負は時の運だろ-SEVEN-』です。なな…笑
『勝負は時の運だろ-SEVEN-』1巻には、今市伊紗を主人公とした番外編「エース」も収録されてます。
高口里純さんの作画はもちろん素敵ですが、勝負時シリーズは一貫して藤崎一也さんに描いてほしかった…。
そして七より、ほくっちゃんとゆりのラブリンチョシーンが見たかった…!
と、まぁ願望は諸々ありますが、勝負時はドラマCDも出ています!このドラマCDで、ひとまず妄想を持続させましょう笑。(声優さん:結城比呂さん、緑川光さん、関智一さんなど!)
まだの方、是非!と言いたいところですが、今回の「勝負は時の…運だろ?」(ほくっちゃん編となるお話)は電子書籍で発売されていないため、普段電子派の方はごめんなさい!入手困難かもです。Amazonとか楽天ブックスでならありましたよ!
藤崎一也先生の最近の作品については、また改めて取り上げたいと思います。